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小川芋銭　『 山姥 』　木版画　大正12年制作

■作家■
小川 芋銭　（ おがわ うせん ）

■画題■
山姥

■大きさ（約）■
作品：27.2cm（縦）×17.3cm（横）
額付：43.5cm（縦）×33.3cm（横）

■作画技法■
木版画

■作品状態■
良好

※1922年（大正11年）から４年かけて刊行された
『大近松全集』の付録として制作された作品

■額縁状態■
良好　前面アクリル
差し箱・黄袋付き

■作家証明■
画面表に刷込署名・落款あり

■保証■
画廊責任保証

■作家画歴■
小川 芋銭
1968年　江戸赤坂溜池生まれ
1871年　廃藩置県により旧藩地新治県河内郡城中村（現牛久市城中）に移住
1881年　本多錦吉郎経営の画塾彰技堂に入り洋画を学ぶ
1886年　親戚の上杉・藤屋転居しながら絵の独学
1887年　改進党政客尾崎行雄の推挙を得て朝野新聞社に客員として入社
1891年　「朝野新聞」に第１回帝国議会スケッチと漫画を掲載
　　　　　 このころから「芋銭」の雅号を用いる
1900年　取手の句会「水月会」に入会
　　　　 　「牛里」の名で句作し，水戸では俳人として知られる
1904年　週間「平民新聞」に漫画を描き始める
1907年　「東亜新報」同人として招かれ上京
1908年　「草汁漫画」を日高有倫堂より刊行
1910年　「漫画百種」刊行（日高有倫堂から）これに31題の漫画掲載
　　　　 　俳誌「ホトトギス」表紙画・挿絵描く
1911年　 東京・大阪の三越で「芋銭・未醒漫画展覧会」開催
1912年　「三愚集」成る
1914年　「草汁画帖」頒布会を起こす
1915年　山村暮鳥が来訪　珊瑚会同人となる
1917年　第３回珊瑚会展出品作「盤山肉案」が横山大観認められ、
　　　 　　日本美術院同人となる
1920年　俳画堂から「三愚集」が刊行
1923年　東京三越で「芋銭・龍子十種新作展覧会」開催　茨城県美術展顧問
1933年　本多錦吉郎の碑を同門下生と芝泉岳寺に建立
1935年　帝国美術院参与となる
1937年　第24回院展に出品が最後の出品作となる
1938年 「河童百図」を俳画堂より刊行　
　　 　　 永眠（享年70歳）「得月院」に葬られる


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